山本孝之 山本左近

さわらびグループとは

みんなの力で、みんなの幸せを

創設者である山本孝之が脳卒中のリハビリ病院として山本病院を開業したのが1962年。以来、認知症のケアにとどまらず、リハビリ病院と授産所を中心に、高齢者、身体障がい者、知的障がい者のための施設を同じ敷地の中につくり、みなさんが自立を目指してリハビリや訓練を受けるとともに、お互いに助け合って暮らしてきたのが福祉村を中心とするさわらび会です。

それから半世紀、社会の少子超高齢化が世界のどこよりも進んでいく日本で、私たちさわらび会のできることはさらに大きくなっています。「日本にこんな時代を先取りした場所があったんですね」。福祉村をご利用いただいたり、見学をしていただいた多くのみなさんが同じ感想を持たれます。認知症への取り組み、医療と介護の連携、さらには子どもからお年寄り、健常者と障がい者の共生。ここにはそれが、ずっと昔からすべて揃っています。

「みんなの力で、みんなの幸せを」という理念に込められた、幸せとは自立して自由に生き、まわりの人に役立つ働きができる時に感じるものという想い。私たちの役割は、山本孝之のその想いを絶やすことなく、さらに発展させることだと思っています。認知症をはじめとして医療や介護のさらなる研究を進めることはもちろん、さわらび会の存在や理念を日本だけでなく世界中の人々にも広げ、すべての人がいつも笑顔で幸せに生きていける社会をつくるために、これからも全力をつくしていきます。

さわらびグループ 山本左近

さわらび会福祉村とは

さわらび会の理念は「みんなの力で、みんなの幸せを」です。自分が自立していなければ、自由に行動できません。自立とは日常生活が自由にできることと、経済的に自立できることです。私たちは、人々の幸せを守るには一人ひとりの自立度を高めることが大切だと考えます。

福祉村の中心には、自立度を高めるための療養型病院があります。そして、そのまわりには年齢も違えば、障がいの質も異なる人々がご利用される、あらゆる福祉施設を配置しています。さらに障がい者の方の経済的な自立のために、クリーニング工場や自家製クッキーの工房を作り就労の場としています。このように福祉村では、年齢も立場も病気や障がいの質も違う人々が、あたりまえのように一緒に日々の生活を送っています。

単一世代だけの閉じられた社会(例えば、老人ホーム)や、単一障がいだけの閉じられた社会(例えば、身体障がい者施設)は、かえって生活しづらいものです。また、日常生活のすべての面でサービスを受けるだけで自分では全く何もしないというのも、けっして幸せな状態ではありません。人間は、それぞれが与えられた能力を伸ばしながら自立して自由に生き、しかも、まわりの人々の役に立てたとき、最高の幸せを感じるもの。私たちはそう考えます。

福祉村の三原則
ノーマライゼーション 一人ひとりの違いを尊ぶ。
ダイバーシティ おなじ目線で触れ合う。
心のバリアフリー 自立するチカラを育む。